Baton 補聴器専門店

2026/08/01

補聴器 器種紹介

親に補聴器をすすめたい子世代からのご相談

Batonには、ご本人様以外にも子世代や孫世代から、ご家族のきこえに関してご相談いただくことも多くあります。
こちらのコラムでは、子世代からどんな内容のご相談が多いのかご紹介します。

お話してくれるのは、この方!
佐瀬:
Baton浦和パルコ店の店長の佐瀬です。
私自身も同じ「子世代」ですので、離れて暮らす親を心配する気持ちや、以前との変化を感じて「何かできることはないか」と思われる気持ちは、よくわかります。


親世代のきこえづらさに関して、どのような場面で気づきますか?

佐瀬:
離れて生活されているご家族の場合、「電話でのやりとりできき返しが多くなった」「年末年始やお盆などで、大勢で集まった時に会話の輪に入れていない」といったご様子から、きこえの変化に気付かれるケースがあります。

一方で、同居や近居の場合は、共に過ごす中で「きこえのズレ」つまりは、お互いにききやすい音量に差が生じることで、ご家族もストレスに感じてしまうことがあるようです。

例えば、テレビの音が大きくて同じ空間でくつろげなかったり、ドアを閉める音や食器を洗う音が激しくなったりと、一見すると「怒っているのかな?」と感じた。というようなエピソードもよく伺います。

加齢によるきこえの変化は、少しずつなので、毎日顔を合わせているご家族は変化に気づきにくく、久しぶりに会う離れて暮らす家族の方が、以前との違いに気づきやすいという特徴があります。


親は補聴器をつけるのをなぜ嫌がるのでしょうか?

佐瀬:
ご家族から「本人が補聴器をつけることに消極的で…」とお悩みの方は非常に多くいらっしゃいます。

その場合、まずはご本人とご家族の間にある、「きこえのズレ」を整理し、お互いに理解し合うことが最初の一歩になります。


具体的にはどのような話をするのがよいでしょうか?

佐瀬:
例えば、ご家族や周囲の方が「大きな声でゆっくり話す」などときこえに寄り添って会話をされている場合、ご本人としては特に不便を感じずにききやすいため、「困っていないから、補聴器は必要ない」と思われることはごく自然なことです。ご本人が補聴器の必要性を実感するためには、ご家族がどのように寄り添って会話をしているのかを、ご家族の想いも含めて、丁寧に伝える必要があります。

例えば、「車の音に気づけないと危ないよ」「チャイムが聞こえないと不便だよ」と心配に思うからこその気持ちを伝えても、ご本人が実際に危険や不便を経験していなければ、なかなか必要性を実感しにくいものです。それよりも日常の「こういう出来事があったよね。」と具体的な例をあげながら、私は「互いに適した音量で、一緒にテレビを観て楽しみたい」「いつも大きな声で話しかけていると、喧嘩をしているみたいで悲しい」「これからも一緒に会話を楽しみたいから」などと、ご家族の気持ちを伝えてみてください。

自分を大切に想ってくれる家族の気持ちを知ることで、初めて「何かできることはないか」と前向きに考え始めるきっかけが生まれます。


子世代に伝えたいことはありますか?

佐瀬:
Batonはオープンな店構えですので、奥まで入らなくても、展示されている補聴器や価格帯を気軽にご確認いただけます。

補聴器の装用に前向きになれない80代のご家族から、以前他の補聴器店に一緒に行ったけれど、扉を開ける前に帰ってきてしまった。というエピソードを伺いました。その後、実際に親御さまとご一緒にご来店いただいたのですが、事前に伺ったエピソードを忘れてしまうほど、自然に補聴器をご覧いただき、ご案内できたことがありました。このように、親世代の方ほどBatonの入りやすさはご好評いただいています。

まずは実際に見て触れていただくことも、大切な一歩だと思いますし、消極的だった方が、実際に補聴器の調整のための測定を行って、客観的なデータをご覧になることで、とたんに納得されるケースも少なくありません。

一方で、無理に補聴器を勧めようとしても、良い結果に繋がりにくいのも事実です。やはり、日常の具体的なエピソードを一緒に振り返りながら、ご家族としての素直な想いを伝えることから始めてみるのが良いかもしれません。

Batonでは、親御様への伝え方を一緒に考え、お伝えするお手伝いをさせていただきます。その上で、何よりもご本人の揺れ動くお気持ちに寄り添いながら対応をしておりますので、お気軽にご相談ください。

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