高価なものの方がよりきこえますか?ランクによる違い
この記事では、皆さん気になっている、補聴器の「価格差」についてお話します。
解説してくれるのは、この方!
三宅:
Baton浦和パルコ店認定補聴器技能者の三宅です。
日本酒と温泉が好きです!おすすめの日本酒や、秘湯をご存じの方は是非教えてください!
補聴器は高価なものの方がより良くきこえますか?グレードによる違いを教えてください。
三宅:
きこえ方の違いは、必ずしも価格に比例するものではありません。高度難聴の方は高価な補聴器を使用しないと、きこえにくいということはありませんし、逆に軽度難聴の方がグレードの高い補聴器を使用するということも、もちろんあります。
では、何が違うのかというと…一言でいうと「快適さ」です。
快適とは具体的にどういうことですか?
三宅:
皆さんの生活シーンで、音のきこえ方は様々です。
例えば…会話一つをとっても、ご自宅でのご夫婦の会話と、複数のご友人と賑やかなレストランでのお食事のシチュエーション。静かな場所での会話と、賑やかな場所での会話、一人の声を聞くのか、色んな人の声を聞くのかで、きこえが変わってくるのはイメージできますでしょうか?
三宅:
賑やかな場所では、AIによる音声処理の機能が働き、まわりのガヤガヤした音などの環境音を抑制して会話音を強調するモデルもあります。※
また、どの方向にいる人が話をしているのかを認識する「指向性機能」を搭載したモデルもあるので、複数人の会話でも、誰が話をしているのかを分かりやすくしてくれます。※
(※効果には個人差があります)
補聴器の処理機能をわかりやすく例えると…(※イメージです)
活気のあるレストランで、様々な音がしている。まわりのテーブルでの会話やお皿や食器の音もするが、隣の席に座っている友人が話をしているので、友人の声を強調しよう。
といったことを瞬時にAIが考えて、舵を切っている。というイメージでしょうか。
グレードの高いものほど、これをより複雑な場面でも正確に判断してきこえを届けるため、処理速度が速く、より自然なきこえに近づけることができる場合があります。
いままでの話を整理すると、いろんな人と会話をしたり、お仕事をしていたり生活シーンが多い人の方が、グレードの高い補聴器を使用した方が良いということでしょうか。
三宅:
そうですね、そのように考えることもできます。
Batonのお客様の中には、現役でお仕事をされている方も多くいらっしゃいます。ご自宅で家族との会話は大丈夫でも、お仕事のシーンで雑音が多いところだと、会話の内容が分かりにくい時がある、といったご相談から補聴器の装用を検討された方もいらっしゃいました。
このような場合、ご自宅では補聴器の装用が必要なくても、お仕事中には雑音抑制の機能があるモデルを使用される方が、快適なきこえにつながるかもしれません。
全く同じきこえの人は存在しませんし、お一人おひとり違うきこえ、お悩みがあるので、どの補聴器が良いのかという選定は、わたしたち認定補聴器技術者に相談しながら、じっくり選ぶことが重要です。お気軽にご相談ください!